スポーツをしている子ども達の親御様へ
実はこのレントゲンは私の長男のものです。
昔から身体が固く、ケガをしやすい身体でした。中・高校から足首痛と腰痛。腰は中学生の時に腰椎分離症と診断されていました。
しかし、ここ最近、ずっと足首が痛く、練習もできない状態となり、信頼するトレーナさんにも診てもらい、ドクターのご紹介を頂き、レントゲンを撮ることに・・・・・
結果は【有痛性三角骨】【両側性腰椎分離症】
このような結果は『自業自得だよ!』という方もいるかもしれないけど、そんな言葉があるなら我々トレーナーも治療家も指導者も先生もコーチもいらなくなる。
もちろん好きでこのような状態になったわけでないし、一番つらいのは親でも家族でもコーチや指導者でもなく、本人だろう。
うちの息子のような競技者としてレベルが低い選手でも患者さまでもここで諦めさすのはトレーナーや治療家として簡単かもしれない。
しかし、それってどうかと・・・・・
「諦めさすこと」や「やめさせること」をする為に、治療家やトレーナーになったのか?
レベルが高い選手だから、低い選手だからで判断していいのか?それはもちろんレベルの高い選手は大事にするべきだが、それってほんのひと握りだと思う。
わたしたちは患者さまや選手たちを、自分の家族のように思い、接して、共に悩み、共に乗り越え、努力をし、一人でも多く救ってあげることを大切にしている。
長男に限らず、このような壁にあたり、一人では乗り越えられない選手や患者さまを救ってあげたい。
やはりこの思いは変わらない。
少なくともうちの院は地域のスポーツを頑張っている人や患者様をどなたでも同じように接し、治療をしています。
来院された方々の多くは、怪我や故障をしてしまった本人もそうですが、ご家族も同じように悲しい思いや辛い思いをしていると思います。
それもちゃんと理解し、誠心誠意対応しようと再認識しました。
もし、自分が選手達や患者様に冷たく、素っ気ない態度や聞く耳を持たないようなことをすると、それはいずれ自分自身の家族にもそのような対応をされると思っているので。もし、自分の家族がそんな態度や対応をされたら嫌ですから、わたし達は常に自分の家族のように接することを心がけています。
近内スポーツ整骨院では
『あなたの家族が今、同じ状況になったら今のあなたの対応は本当に正しい対応ですか?』を胸に矜持しています。