- 当院では、自律神経失調症の改善目的で来院される方が多くいます。つわりのような吐き気があり苦しんでいた方が、徐々に改善されるようになりました。
自律神経が乱れると、消化液の分泌に影響が出るので、吐き気などの消化器症状が表れます。
自律神経失調症とは、自律神経のバランスが崩れることで様々な症状が出現します。
症状の中に吐き気があります。それに伴い、次のような症状も出現しやすいです。
・胃痛
・嘔吐
・めまい
・食欲低下
・ふらつき
つらい症状で、食欲に対する欲求も消失します。水分摂取も困難になるくらい、吐き気の症状が強く出ることもあります。
自律神経失調症でお困りでしたら、ひとりで悩まず当院にご相談ください。
どうして吐き気が起きるの?
主な原因は、ストレスです。過剰なストレスが起こると、吐き気が生じやすくなります。
ストレスの原因は、次のようなことが挙げられます。
・人間関係
・家族関係
・将来への不安
・仕事のプレッシャー
その他に、過労や生活習慣の乱れなども原因に含まれます。吐き気はストレスとの結びつきが強く、ストレスが軽減すると吐き気も改善へと導きやすいです。
自律神経は、交感神経と副交感神経があり、2つのバランスを維持しています。消化吸収機能は副交感神経が関与し、機能が弱まると吐き気が起きます。
吐き気が悪化するとどうなるの?
発症しやすいのは「急性胃炎」「胃潰瘍」「脱水」の3つです。
急性胃炎
胃酸の分泌が過剰になることで、胃の粘膜を傷つけ、胃もたれ、胃痛、胸やけなどの症状が出現します。
胃潰瘍
胃酸の過剰分泌で、急性胃炎よりも更に胃の粘膜を深く傷つける、または出血をする状態です。初期症状は胃痛で、吐血を伴うこともあります。
脱水
水分摂取量の低下により、体内の水分も低下することで、様々な症状を引き起こします。初期症状はめまいやふらつきなどで、重症化すると意識障害も起こしやすいです。
症状を改善するためには?
吐き気の根本的な原因であるストレスを軽減しましょう。自分のストレスを明確にし、避けるまたは発散することが大切です。
吐き気により食事量の低下がみられているので、次のことを行ってみましょう。
・こまめに水分をとる
・香辛料は使用しない
・食事の1回量を減らす
・よく噛んでから食べる
・栄養補助食品も活用する
・消化の良いものを摂取する
・においの少ないメニューにする
・カフェインやアルコールは摂取しない
※口当たりの良く食べやすい物として、次のことが挙げられます。
- ・豆腐
・冷麦
・ゼリー
・プリン
・茶碗蒸し
・ヨーグルト
その他に、次のことも気をつけましょう。
・禁煙をする
・睡眠を確保する
・規則正しい生活をする
快適な生活を送るために
当院では、自律神経失調症を改善した実績があります。
吐き気で水分摂取も大変だった患者様が、改善されるようになりました。食欲を取り戻し、活気がみられるようにもなりました。
当院では、再発を予防するために、生活指導も積極的に行っています。
自律神経失調症でお悩みのときは、当院へご相談ください。