- 当院では、自律神経失調症の改善目的で来院される方が多くいます。食欲低下で活気もなく困っていた方が、徐々に食欲が沸くようになりました。
自律神経の働きが乱れると、消化吸収機能も低下するので食欲にも影響が出ます。
自律神経失調症とは、自律神経のバランスが乱れることで発症します。多種多様な症状があり、複数の症状が出現しやすいです。
症状の中に、食欲低下があります。それに伴い、次のような症状が出現しやすいです。
・嘔気
・嘔吐
・胃痛
・便秘
・倦怠感
・疲労感
・胃もたれ
・集中力の低下
水分摂取も困難な状況で、家族も心配しています。
自律神経失調症でお困りでしたら、ひとりで悩まず当院にご相談ください。
どうして食欲不振になるの?
食欲不振は、ストレスが大きく関与しています。それと伴に、次のようなことも原因に挙げられます。
・過労
・人間関係
・睡眠不足
・運動不足
・不安や悩み
・気候の変化
・仕事のプレッシャー
・生活リズムの乱れ
自律神経のバランスが乱れると、食欲不振が起こります。自律神経は、交感神経と副交感神経があり、2つのバランスが崩れると症状として表れます。交感神経が優位となると、消化吸収機能が低下するため、胃痛や胃もたれなどを生じ食欲不振が起こりやすいです。
強いストレスの影響で食欲不振が起こるので、ストレスが軽減され気分がリラックスすると、食欲不振も改善されやすいです。
食欲不振が悪化するとどうなるの?
食欲不振が長期化すると「うつ病」や「栄養失調」になりやすいです。
うつ病
食欲不振は、長期化すると活気が低下し無気力になりやすいです。そのまま放置をすると、うつ病を発症します。
栄養失調
食事量の低下により、体重減少、貧血、便秘、下痢、風邪をひきやすいなどの症状が出ます。食事だけでなく飲水量が低下すると、脱水症を引き起こします。体内の水分量が低下すると、初期はめまいやふらつきなどが出現します。重症化すると、意識消失を起こすことがあります。食欲不振があっても水分摂取は心がけましょう。特に高齢者は、脱水になりやすいので注意が必要です。
症状を改善するためには?
まずは自分のストレスと向き合い、発散させることが大切です。ストレスを明確にし、自分に合ったストレス発散をしましょう。
食事が摂取できるよう、次のようなことを試してみましょう。
・栄養補助食品を活用してみる
・好きな水分をこまめに摂取する
・食事の量を少なくし、回数を増やす
・本人と相談しながら、食べやすいものを摂取する
その他に、次のことを心がけて生活をしましょう。
- ・無理をし過ぎない
・ぬるま湯に入浴する
・規則正しい生活をする
・リラックスタイムを設ける
・定期的に軽めの運動をする
・1日7時間以上の睡眠を確保する
自律神経失調症になる方は、真面目な性格で頑張り過ぎてしまうことがあります。上記のような生活を心がけ、ストレスを溜めないようにしましょう。
快適な生活を送るために
当院では、自律神経失調症を改善した実績があります。
食べ物の摂取を断固拒否していた患者様が、食欲不振の改善がみられるようになりました。食欲が出てきたので、活気も取り戻しました。
当院では、再発予防の取り組みにも力を注いでいます。
自律神経失調症でお悩みのときは、当院へご相談ください。