治ったの判断は「痛い」・「痛くない」でない!!
ケガをする前の身体と同じように「動くか」・「動かないか」で
判断しよう!!
早く現場復帰させてあげたい!
「後遺症を残さないというのもあるのですが、スポーツ選手はスポーツをやっている以上、早く現場復帰させてあげないといけない。」ということを一番に考え、慎重にやっていかないといけない感じですね。
スポーツをやられている方は、なるべく早く戻していかないと、1日練習を休めば、3日戻らないなど、感覚でやられている方が多いので、長くなれば長くなるほど、どんどん感覚が落ちてきます。
感覚が落ちてきてしまうというのが怖いですね。
レギュラーがあるスポーツの方は、早くスタメンで出られるようにさせてあげたいし、試合勘、レース感、それを取り戻していかないといけないので、早めに、練習をさせたいですね。
スポーツ選手の寿命って短いじゃないですか、ゴルフとかは別として、結構短いんですよ。
短い間で、最高のパフォーマンスをあげないといけないので、早く早くになりますね。
5年後、10年後に後遺症を残さない為に。
5年後、10年後になった時に、後遺症が残って生活が不自由にならないようにしていくのも、われわれの医療従事者の役目だと思っています。
スポーツをやっている第一の人生もスポーツ引退後の第二の人生、第三の人生というのも楽しんでもらいたい。だから後遺症を残さないようにしたい。
選手の気持ちに沿った治療計画
治療内容としては、こちらがやりたい施術もあるのですが、「患者様や選手がどうしたいのか」ということをしっかり聞き、早めに改善したいのか、早めに復帰したいのか、いついつまでにというところを細かく治療計画を立てていくスタンスでやっています。
基本的にスポーツで体を動かしている人たちというのは、全部が違うのではなく、一つの体として動かそうとする基本的な軸は同じ動きをしているので、首が痛い、肩が痛い、腰が痛いということに関しては、手技だったり、物理療法だったり、というところを混ぜながらやっています。
これしかやらないではなく、どれが治療の反応が良いかは、人それぞれですので、この人は物理療法が良い、でもこの人は手技が良い、という風なことがあるので、色々試しながら治療していくのが良いですね。
諦めるのは最終手段
交通事故に遭って「スポーツを諦めなくてはいけない」と第三者の方に言われたら、セカンドオピニオンでいいので、一回当院に来てもらいたいですね。
体だけではなく、精神面、メンタル面でやられてしまう選手が多いと思うので、メンタルだけでも相談しに来てもらって、「治療をどうするのか?」「諦めないといけないのか?」「セカンドオピニオンをどうしようか?」など、いきなり諦めるのではなくて、色々な道を提供してあげたいです。
諦めるのは最終手段なので、それまで練習してきたのだから、いろいろ工夫しながら、選手として一日も長くやっていただきたいなと思っています。